メンタルが強い人って、どんな人だろう?
プレッシャーに強い人?
どんな言葉も気にしない鋼メンタル?
もちろんそういうタイプもいるけど、
ぼくが「本当に強いな」と思うのは、
「自分を大切にしてくれない人を、大切にしない」
ってちゃんと決めてる人です。
冷たいように聞こえるかもしれないけど、
それって、実はものすごく
「優しさのある強さ」なんですよね。
「いい人」でいると、だいたい疲れる。
昔のぼくは、基本的に「いい人」でいたかった。
誰にでも優しく、頼まれたら断れず、
空気を読みまくって
「好かれたいレーダー」全開。
でも、それって結構しんどい。
よく考えたら、
「ぼくを大切にしてくれてない人」
まで優先してたんですよね。
返信を雑にしてくる人とか、
都合のいいときだけ連絡してくる人とか、
そういう人にまで「いい人」でいようとして、
どんどん心の体力が削られていった。
メンタルってHP制なんですよ。
相手にばっかり回復魔法かけてたら、
自分が瀕死になります。ポーションも底をつく。
「自分を大切にしてくれない人」って、ちゃんとわかる。
わかるんですよ、
相手が自分をちゃんと見てるかどうか。
言葉の端っことか、態度の温度とか、
LINEの句読点の有無とか
(いや、それはたぶん被害妄想)。
たとえば、こっちが何か困ってるときにスルーするのに、
自分が困ったときだけしれっと頼ってくる人。
褒めるときは口先だけで、
ミスには鬼の首とったように指摘してくる人。
そういう「対等じゃない関係」って、積み重なると、
知らないうちに自己肯定感がじわじわ削られていく。
だからぼくは最近、
「あ、この人、ぼくを雑に扱ってもいい存在として見てるな」
と思ったら、
ちょっと距離を取るようにしてます。
「大切にしてくれない人」を大切にしないのは、仕返しじゃなくて、自衛。
ここ大事なんだけど、
「冷たくし返す」とか
「無視する」とかじゃないんです。
あくまで、自分の心を守るために、
「その人に時間やエネルギーを使わない」
って選ぶだけ。
たとえるなら、
雨の日に壊れた傘を差し続けない、みたいなもの。
壊れた傘を責めたりしないけど、
「ちょっとこれは、今の自分を守れないな」
って判断する。
ぼくは、自分のことを雑に扱う人に、長時間つきあうと、
どんどん「雑にされてもいい存在」になっていくのを感じる。
それを止めるには、そっと一歩引くこと。
声を荒げずに、心の位置を変えること。
本当に大切にしたい人に、ちゃんと時間を使いたい。
「全員に優しくする」って、
聞こえはいいけど、限界がある。
1日は24時間、体力にも気力にも上限がある。
だからこそ、誰に時間を使うかって、
本当に大事な選択なんです。
ぼくは、ぼくをちゃんと大切にしてくれる人にこそ、
お返ししたいし、何かあったら力になりたい。
そういう関係って、すごく心地いい。
変に気を使わなくても通じるし、
ちょっと失敗しても笑ってくれる。
「いい人」を演じなくても、「自分」でいられる。
そういう人たちに囲まれてると、
自然とメンタルも元気になっていく。
「大切にされてない」と気づくことは、自分への優しさ。
ぼくが思うに、メンタルの強さって、
「全部に耐える力」じゃなくて、
「自分を雑に扱わない判断力」なんだと思う。
だから、無理に頑張らなくていい。
無理に好かれようとしなくていい。
「この人とは距離を取った方がいいかも」
と感じたら、
それは自分の心が出してくれてる「SOS」だから、
大切にしてあげてほしい。
最後に:優しさって、方向が大事。
ぼくたちって、つい
「他人にどう優しくするか」ばっかり考えてしまうけど、
ほんとは「自分にどう優しくするか」も、
同じくらい大事だと思う。
大切にしてくれない人に、
大切さを証明しようと頑張りすぎないで。
ちゃんと見てくれる人は、
無理しなくてもわかってくれる。
そしてぼくたちが本当に力を注ぐべきなのは、
自分をちゃんと大切にしてくれる人。
自分も、大切にしたいと思える人。
その関係の中でこそ、
メンタルって育つんだと思う。
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